【キャバクラ内装工事】成功(得)する人・失敗(損)する人の差

 

 

これからキャバクラやガールズバー等の
開業を目指している方,考えている方。
内装工事についてどこまで理解していますか。
 
キャバクラやガールズバーといった業態は,
他種の飲食店等に比べ内装費用が高額です。

高額なビジネスである為,失敗は少しでも避けたいところ・・・


では成功する人と失敗する人の違いには何があるのでしょうか?

今回は成功する人・失敗する人の5つのポイントについてお伝えいたします。

 

 

 
コラム担当者
店舗設計デザイナー
前田翔真
 
 
 
 
 
 
 
 高校 大学と建築科を卒業後、不動産・内装会社での店舗設計や出店サポートに携わり実務経験を積む。
現在はプラスアンサーで店舗デザイン・設計を担当し、
年間50件以上の開業に立ち合っている。
現場での経験に裏打ちされた実用的な知識をもとに、
キャバクラや飲食店を中心にデザインを手掛けている。
 
 
 

 

✅キャバクラの内装で知っておきたい5つのポイント

①居抜き店舗にこだわらない
②イス・ソファーはケチらない
③照明計画をミスると内観は崩れる
④見せ場を確定させる
⑤キャバクラを知っている

 

 

①居抜き店舗にこだわらない

 
キャバクラの開業にあたり,居抜き店舗とスケルトン店舗の違いはほぼありません

飲食店の場合,居抜き店舗であることによって内装費用を抑えられる場合が多いですが,
キャバクラの場合,居抜き店舗の恩恵を受けることはほぼないと言えます。
 
(飲食店の開業で居抜き店舗を選ぶことによって費用を抑えられるワケは別の記事でお伝えいたします)
 
キャバクラを開業するにあたり,以前の業態がラーメン屋であった場合
カウンターや 厨房機器といった残置物は生かすことが出来ません。

以前の業態がキャバクラであったとしても,既存の内装状態での開業は避けた方がいいでしょう。
リニューアル・新店の雰囲気を出すことは非常に大切です。

また居抜き店舗の場合,解体工事からの内装工事になるので,無駄な費用が発生します。
キャバクラの開業は前業態がスケルトン店舗であることを選びましょう。
 
 

②イス・ソファーはケチらない

 
イスは必ずお客様が触れる場所です。
良い材質,より良いものであることに越したことはありません。

沈みすぎてキャストとの目線が合わせづらい・疲れるソファーでは満足感に欠け,長居もしづらいことでしょう。

イスの座りやすさはキャストの接客にも関わります。
お客様にとって座りやすいソファーでも, キャストによっては座りにくいソファーであるかもしれません。
お酒の提供・会話・長時間座るキャストへの考慮をした形状・材質も必要です。

また,来店するお客様のほとんどの方がお酒を飲まれます。
ガールズバーなどでは,カウンター席の座位が高過ぎると, お客様が後ろに転倒して怪我をする場合があります。

安全性・機能性・デザイン性を考慮する内装業者に依頼,検討することが大切です。
 
 

③照明計画をミスると内観は崩れる

 
 キャバクラにおける照明は内装工事の中でも最も重要なポイントです。

配置,明るさ,演出ひとつで店の雰囲気は変わります。
仮に全く同じ店舗を使ったとして, 高級感や重厚感・シックさ・カジュアルさは照明で変えられます。

照明計画を間違えると下記の状況が起こります。

・まぶしすぎて目が疲れる,暗くてキャストの顔が見えない
・お客様,キャストに影が出来る。テーブル(手元)が暗い
・照明が店内のコンセプト,什器,キャストに合わない

完成後に思っていた内装のイメージと違う,雰囲気が違うといった原因は,
内装業者との照明計画が不一致であったことが多かったりします。

より具体的に店舗のコンセプトを表現する為にも,モデルとする店舗の内観写真やイメージを伝え,すり合わせる事が大切でしょう。
 
 

④見せ場を確定させる。

 
 見せ場を作り,優位性をつけましょう。
什器・照明・設備の全てが良い空間を作るのは大切です。
しかし最も大切なことは,他の席より優れた席,見せ場を設けることです。

カウンターが特等席なのか?
VIPがあるのか?
他の席とは違うサービスがあるのか?

見せ場や良い席とは店舗によってさまざまです。
全てが同じ空間,演出では飽きてしまいます。
他店とはここが違う,この店は特にここが良い・・・
という’’見せ場’’があった方がその店独自の魅力となり,お客様の楽しみ方も増えることでしょう。

見せ場を作ると言うことは,他の部屋・場所に比べてかける費用も高くなります。
しかし見せ場は多い必要はありません。

一番コストをかける場所はどこか?一番大切なコンセプトはなにか? を確定させましょう。

落ち着いた内装がコンセプトであれば,VIPはさらに重厚感のある内装づくりを目指しましょう。
「ここはこうしたい」「これはこう見せたい」と明確にしていくことが
内装で成功する人・失敗する人の差であると言えるでしょう。
 
 

⑤キャバクラを知っている

 
 どの業態でも経験・知識なくして成功は0%に等しいと言えます。
ラーメン屋の開業にはラーメン屋での経験と知識が必要ですし, 焼肉屋の開業にも,仕入れ先のノウハウがあることでしょう。

キャバクラや,ガールズバーにも同じことが言えます。

「キャバクラやガールズバーは稼げる。」
「ビジネスとしてうま味がありそう。」
「知人から譲って貰った。」
「漠然とチャレンジしてみよう。」 

もし上記のように考えていたならば,出店はまだ早いでしょう。
内装工事からコケてあっという間に開業資金も消費することになりかねません。

キャバクラは開業後も非常にランニングコストがかかります
前準備を綿密にしていないとすぐにバテてしまいます。

良いキャバクラには良いキャストとスタッフ, そして良い空間での接客・サービスが大切です。
開業準備にあたり,イメージする良い内装業者と出会うことが最も大切だと言えます。
 
 

まとめ


ここまでは キャバクラの内装工事で成功するために知っておきたい5つのポイント についてお伝えしました。
 
キャバクラの内装工事では一般飲食店の内装工事とはまた少し違った観点からの計画も必要になってきます。
業界のことを深く理解した,経験の多い内装業者に依頼することが成功のカギを握っていると言えるでしょう。
 
ポイントをおさえたうえで良い内装業者を選びよくイメージを共有して満足のいく内装を完成させましょう。
 
 
 
 
 
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株式会社プラスアンサー
担当者 足立洋二郎

 

 

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